今年も11月9日に作品展を開催いたしました。
一年間、取り組んだ作品づくり(=機能訓練)の賜物を、
ご家族やご友人、ケアマネージャーの方、地域の皆様にご観覧いただきました。
作品やレクなどの写真を見ていただくことで、
普段デイサービスでどのように過ごされているかを理解いただけたと思います。
当日は、一宮西高校の箏曲部の方々によるお琴演奏会や
持ち帰りの作品づくり、軽食サービスなどを行い、大好評でした。
多くのご家族の方がご来場いただき、ご利用者様との仲睦まじい光景を拝見することができ、
私たちはこの方々に支えられているのだなぁ・・・とつくづく実感いたしました。
スタッフは作品づくりの様子を説明したり、お飲み物軽食などを用意したりと
大忙しでしたが、充実したとても楽しい一日となりました。
また来年も開催させていただきたいと思います。
音羽デイサービス友 所長 日比野 夕美江
今月の誕生日会はお誕生日のご利用者様にウエディングドレスやスーツを着ていただき、
お一人おひとりのイメージに合った曲を選び、みんなで歌をうたってお祝いいたしました。
ご利用者様の世代は結婚式と言えば着物で、ドレスを着た事が無い方がほとんどです。
初めてウエディングドレスを着たと皆様とてもうれしそうでした。
また、他のご利用者様からはうっとりため息が聞こえてきました。
蝶ネクタイをしてスーツを着た男性のご利用者様は感激の涙を流され、
おかえしにアカペラで軍歌をご披露くださいました。
伊藤 恵里
音羽デイサービス友の8月度のレクなどの活動報告をいたします。
■イモ掘り
家族総出で畑仕事をしていたあの頃を思い出してもらい、
かつら、帽子、ヒゲなどをつけていただき、イモ掘りを行いました。
何本かのひもをお芋に取り付け、ひもを引っ張り大中小さまざまなイモを選び当てるゲームです。
大きなイモを当てた人は大喜び(^O^)
小さなイモを当てた人は苦笑い(^_^;)
周りで見ている人も一緒に楽しまれていました。
このレクには回想療法が期待されます。
横井
■亀太郎一座 懐メロ歌謡ショー
ボランティアの“亀太郎さん一座”による懐メロ歌謡ショーを行いました。
「まぶたの母」「岸壁の母」「お母さん」など、母の愛をテーマにした曲が多く、
ご利用者様も一緒に口ずさんでいました。
懐かしい曲が流れると若かりし日に戻り、ご利用者様がとても良い表情をされていました。
音楽療法は大きな声で歌う事が顔の筋肉や腹筋を使います。
また懐かしい歌を歌うことによる回想療法にもつながります。
後藤
■10月度持ち帰り作品
台紙に和紙や毛糸を貼って、2羽のふくろうが木の枝に留まり、
「ホ~ッ」と語りかける場面を制作しました。
台紙にボンドを付け毛糸を貼る工程が難しいようでしたが、
見本を参考にしながら熱心に取り組まれていました。
ご自身の手がけた作品を見て、「かわいい!!」と笑顔でした^^
晩秋日の入り後はつるべ落とし、ご利用者様がお部屋で一人で過ごしている時に、
寂しくないように、そばに置いてもらったら心が温かくなるようにとの思いで考えました。
この作品つくりは、指先を使うことで脳の活性化につながります。
後藤